2009年、秋の会話

2023 / 19分22秒 / フィクション映画

[あらすじ]
主人公・英正(33)は、2年前に娘・春恵を失った初老の男・島本(66)と面会。
島本は娘が亡くなる直前に妊娠していたことを明かし、胎児の父は英正だったのではと問いかける。
動揺する英正の答えは果たして――。
いつだって瀬戸際の社会で交わされてきた会話と、英正から春恵への精子提供をめぐる記録。

2020年を中心に据えつつ、2018年と2009年も登場する、年代を横断した短編映画。
コロナのたった11年前は、どん底の大不況。
100年に1度の大ピンチが頻繁にやってくる世界であっても、多くの人間が生殖活動を続けている。
僕個人の視点で、そんな世の中の不思議さと、そこで懸命に生きる人々の力強さを描いたつもり。
宇多田ヒカルさんの『夕凪』という曲から着想。

上映歴
2023/10 グラウンドレベルシネマ Vol.4.0/イメージフォーラム
2024/3 第八電影

主な出演
吉田電話、葛堂里奈、永井秀樹、矢部博子、小林泉水、松村清美
スタッフ
木村将人/撮影、阿部友子/録音、助監督/神崎真由

Posted by asuka1992


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